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骨盤がゆがみで出る症状
骨盤がゆがむとどうなるでしょうか。
骨盤のゆがみとは、骨盤が本来あるべき位置から左右か前後にずれて
しまうことをいいます。骨盤は上半身を支える要になっていますので、
その骨盤に歪みが生じると、肩や首、背骨、腰とすべての骨格に
ゆがみが広がっていくことになります。
すると、肩こりや頭痛、めまい、腰痛、生理痛などの症状が起こりや
すくなり、また、骨盤のゆがみが原因で血行障害を起こし、内臓にま
で影響が出ることもあります。
さらに、骨盤が開くことによってお尻や足だけが太ってしまうことが
あります。足がむくみやすい、下半身太りになる、下腹がぽっこり出る、
Ｏ脚になる、お尻が垂れるなどといったようにボディラインを崩す原因にもなります。
骨盤がゆがむ原因は、いくつか考えられます。まずは、運動不足による
筋肉の衰えです。骨盤を支える筋肉が弱くなって衰えてしまうと、骨盤
がズレてきて、歪みにつながってしまいます。
そして、日頃の生活の中での癖もゆがみの原因になります。ふだんの姿勢
が悪かったり、座るときに足を組んだり、床に座るときに、横座りをしたり、
正座の状態から足を外側にずらした、いわゆる「女の子座り」も骨盤をゆが
ませます。いつも同じ方の手で荷物を持つのも避けたほうがいいでしょう。
片方だけを使わずに、左右平等に使うように心がけることも大切です。
また、出産経験のある女性は、出産の際に骨盤が広がることも、ゆがみに
つながるようです。ほとんどの人は大なり小なり歪んでいるといえるでしょう。
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